居合を稽古して感じたこと。
抜刀と納刀がいちばんむずかしい。
ただ刀を抜くと、簡単に相手に切られる隙を与える(相手が自由になる)。
相手が今切るときに抜刀はどのようにあるべきか。
納刀も、ただ刀を鞘に納めていると、隙を与える。
隙のない(相手が自由にならない)納刀とはどうあるべきか。
合気道では、主に体術と武器(剣と杖)だが、
体術、剣術、居合と3つ揃えて稽古したほうがいい。
そのほうが色々な角度で理解するし、共通項が狭まることで迷いにくくなる。
どんなに体力をつけても刃の速さにはかなわず、触れ合うわけにはいかない。
どんなに速く武器を扱えても、先に相手の刃がある状態では、速さが間に合わない。
触れ合わずに、どうやって間を変える稽古をするのか?
体術、剣術、居合の技の共通項は何か?
自ずと習得すべきことは絞られてくる。