危険と安全

納刀時、
刃に近い鎬に触れていた方が、刃の位置がよくわかる。

普通に考えると、刃から離れると安全だが、
離れるということは見えなくなるということで、実は危険である。

離れると安全だが、見えなくなるので危険である。
近いと危険だが、見えるので制御でき安全となる。

では、離れずに安全を保つことできないのか。
そもそも何をもって「離れる」としているのか。

稽古の指針が自ずと見えてくる。