技の難易度(順序)

稽古では、稽古する人をみて、
技の難易度を変えて行ったほうが効果が高い。

単純に技として易しい順は、

1.返し技
2.複雑な形の型
3.単純な形の型

これは合気道の型を一通り覚えている方に有用。

技をかける場合は、返し技が易しい。
それは、相手が既に△の状況を用意しているため。

技ではない(□になっていない)場合は、返し技が一番難しくなる。
それは、△の中でのやり取りより力比べとなっている。
その上、関節技をかけられている方がテコの原理で作用点側にいて力が出しづらく、痛みもあるので不利になる。

これが□になると逆転するのは面白い。

初心者で型を覚えていない方へは、

1.返し技
2.単純な形の型
3.複雑な形の型
4.単純な形の型

となり、形を少しずつ複雑にしていき、技を自力でかけられるようになったら、
また、4の単純な形へもどし、技ができるかどうか確認していく。

今の時間を大切に使うために、稽古の順番は良く考える必要がある。