3つの方法を並行して稽古することが重要
剛柔流の3つの方法は、
実際には都度相手により混ぜて使用する
かつ、
その人の特性(四魂)により、どれが得意かどうか分かれてくるもの。
3つをある程度できた上で得意なものを伸ばしてよい。
ただし、この3法は区別を自覚(知覚)できるまでは習得しておく必要がある。
なぜならば、それぞれ次元が異なるため。
剛をやっても、柔、流の方法に自ずから気づくことは難しい。
言い換えると、それぞれ三元(△○□)の作り方が全く異なるため。
三元(△○□)の感覚を知覚化していく手順としては、
触覚から入ると良いので、剛>柔>流の順が良い。
ただ、これは手順ではなく、
剛をある程度進めたら、柔(剣)に入る
柔をある程度進めたら、流(居合)に入る
と、並行させて稽古を進めたほうがよい。
なぜならば、剛柔流は「流」を上位とした場合、
上位互換性があり
特に体術の剛には、柔と流が混ざってくることにより体術の技の効果が高くなり、
身体がより静止している状態(自然体)になってくる。
3法を同時にすすめることで稽古の進みが速くなる。
この3法である柔術・剣術・居合に分けて
稽古の型を制定したのは誰なのか?