稽古をすすめていくと気づいてくることは、
技を段取りとおりに行っているのに
相手によってかかる人とかからない人が出てくる。
この相手ではうまくいくのに、
別の相手ではうまくいかないことがある。
なぜか?
方法は同じなのにかからない。
方法・手順や形だけではかからないことに気づく必要がある。
よって、どこかの段階で方針を変える必要がある。
技をかける条件は、
自分の自然体>相手の自然体であり、
その結果、□の結びが発生する。
自分の自然体が向上されていないうちは、
あるレベルに到達するとそれだけでは技の効きが頭打ちとなってくる。
理由は、
方法・手順や形に技をかけやすくする要素だけでなく、
自身の自然体を向上させる方法を含めることが不足しているためである。