身体操作と意識操作

ふつうは
身体の操作で技がかかるものと考えられている

例えば、剛の1番の稽古方法では、
1.貼って △
2.抜いて ○
3.引っ掛ける □
の身体操作によって△○□が変化させている。

しかし、これに意識の位置を右に追加すると、
1.貼って △ お互いの意識が同じ位置にある
2.抜いて ○ 自分の意識だけ遠ざける
3.引っ掛ける □ 上の意識の位置の差を維持したまま接触する

この身体操作は、
意識の位置の移動を行うためにしていることに気づく。

身体操作と関係なく、
意識の位置を任意に移動させられれば、
身体を動かさず技をかけることができてくる。

稽古では、
剛を4段階に分けて
身体操作から意識操作へ次第に移行させるようにしている。