氣構えをどう考えるか?

「氣構え」を
「意識することによる認知機能」とする

この場合の氣構えを
剛柔流の理屈から逆算すると

氣構えとは対象に対し
周囲に氣を配り(流)
目を向け(柔)
安全な距離をとる(剛)
ことと説明できる

稽古でこの氣構えを習得していく

習得し易い順番は、
剛 距離
柔 目線
流 場
となる

実際に利用する順番は逆になり
流 場
柔 目線
剛 距離
となる

初めに
それぞれの意識ができるように稽古する

例えば
剛の場合
接触圧のある相手の方向を向き
接触圧が抜けないように距離を保つ

次に
その意識できる範囲に相手が入ったとき
その間をどのように変えていくかを習得する

例えば
剛の場合
張って(△)
抜いて(○)
引っ掛ける(□)
にて間の結びを変化させる

稽古を積むと
この氣構えが身についてくる

それぞれの氣構えは
常に意識し鍛錬することが重要

剛を行うと距離の氣構えができてくる
柔を行うと目線の氣構えができてくる
流を行うと場の氣構えができてくる