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本日のワーク・ライフ・バランス推進フォーラムを取材しました!!
このフォーラムは、次世代育成支援対策法に基づき、企業に行動計画策定が義務付けられたことから、男女ともに「ワーク・ライフ・バランス」を実現しようという動きのひとつで、大手企業が集まって勉強会、研究会を昨年より毎月開催しているのです。
今日はシンポジウムで、テーマは「父親の育児参加について」。
(%笑う男%)(%ニコ男%)(%痛い男%)(%ひよこ%)
150名という参加者で会場は満員御礼。
ほとんどが大手企業の人事部、もしくはCSR担当でした!
男性の育児休暇取得は、実は200人にひとりくらいで、昨年は少し減っているようですね。
父親の育児参加を促す、父親向けの雑誌、
「日経キッズプラス」
(こどもと一緒に遊ぶための情報など満載!)
の編集長の講演のあとは、
実際に育児休暇を取得した男性3名をパネリストとしたディスカッションがありました。
パネリスト
(%青点%)コンビ株式会社 ファンクショナルフーズ事業部 酒井 泰寛氏
育休 1週間取得
(%赤点%)資生堂労働組合 中央執行委員 宮原 淳二氏
育休 2週間取得
(%緑点%)東京電力株式会社 労務人事部 前田 祐司氏
育休 6ヶ月取得
こども・子育て用品メーカーのコンビさんは、こどもが生まれたら男性は強制的に取らされるそうで、また自社製品を使った感想をレポートで提出するとのこと。さすがです。。
東電の方は6ヶ月!!という長期休暇(しかも無給)で取られたとのことで、育児がこんなにたいへんとは思わなかった。2度ととるものか。仕事している方がよっぽどいいと思った。。というようなことを何度もおっしゃっていました。(笑)
育休1〜2週間と6ヶ月じゃ、別ものですね。
大企業のワーク・ライフ・バランス実現の音頭をとっている化粧品メーカー資生堂さんは、労働組合の宮原さんがご登壇!
育児休暇を二つ返事でとれました。(本社社員や、営業の現場とは事情がちがうようですが)写真→
子育てがたいへんということがわかり、妻に対しての理解が深まったそうです。
公園デビューもしっかり果たし、たいへんながらも楽しい2週間だったそうで、周りの男性にも勧めているとのことでした!
男性の育児休暇を増やすには・・
「職場で取りにくい、仕事を他の人に引き継げないということで躊躇するようなことが多いようですが、日ごろからお互いの仕事を把握したり、フォローしあえる関係作りが大切」
1〜2週間の子育てでも、たいへんさが少しでもわかってもらえるのなら、もっと企業さんにも男性育児休暇が根付いてもらいたいものですね〜。
取材 福田恵美