先週末、日本アムウェイ株式会社にて開催された「今、輝く女性の社会起業とは」に、パネリストで参加しました。
第1部は、NPO法人かものはしプロジェクトの共同代表の村田早耶香さんの講演。
女子大生だった彼女がカンボジアの子ども達の売春問題に取り組み、起業してソーシャルビジネスを築いてカンボジアの貧困家族に就労支援をするまでを、動画も交えながら感動的に伝えてくれました。
「ご両親はどうでしたか？」
という質問も、
「反対されました。」
とあっさり。
でも、当時誰一人日本ではその問題を考えている人はいなかったので、誰かがやらなくてはいけないと、３年限定ということで親を説得したということです。
第2部 パネルディスカッションは、基調講演のかものはしプロジェクト村田さんに加え、障害者のクッキー工房、カレー専門店を渋谷で経営するNPO法人ぱれっと の菅原事務局長、NPO法人こどもプロジェクトの私、越谷での子育て老舗NPO法人子育てサポーターチャオ代表雲雀さん、ピアサポートセンターたまごの櫛田さんという、年齢はベテランぞろい。
それぞれの事業とその課題を話しました。
世代交代、マンパワーの欠如、支援者をどう集めるか・・。
NPO事業サポートセンター宇都木さんのコーディネートでなんとか収まりました。
今回感じたことは、やはり仲間作りの大切さ。
若いながらもしっかり社会起業しているかものはしプロジェクトも、運命的な出会いでミッションを共にするパートナーを得ているし、それぞれ代表を支える事務局長や副代表の存在がありました。
私はこれから事業化していきたい子ども達の食の問題のさわりも話しましたが、たくさんの方と多くの協働をしながら進めていきたいとつくづく感じました。
そして、こども、女性、しょうがいなど弱いものが差別され、踏みつけられている現実がまだまだ世界にはある中で、それを何とか解決しようとする女性達は、共通して強い信念を持ち、決してあきらめないで活動を続けているのでした。。
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