今週は喪中です。
月曜日の朝に、8年近く闘病していた母がひっそり息をひきとったのでした。
今年に入ってから病院から何度も呼ばれていたので、今回もまたがんばれるかなと思ったのですが、家族の誰も間に合わずに母は1人でいきました。
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若いころの母は誰もが認める超美人でした。
小柄で体も弱く、いつも父の後ろに隠れるようにして、自分の思いを外に出すこともなくひたすら家族に尽くしていた母なのですが、顔はびっくりするくらいの美形でした。
残念なことに姉も私も顔は父親似で、私は小さいころから、
「ママはあんなに美人なのに、なんであのような生き方をするんだろう。私だったらもっと外に出て人生を謳歌するのに。ママのようにはなりたくない。。」
と思っていました。
そのためか、顔は似てない上に性格も行動も母とは正反対な大人に成長しました。
姉と母の思い出を語りながら、
「母は幸せだったのだろうか。」
と思いました。
もともと無口で感情を表に出さない母は鬱か認知症のようになり、ここ数年は全く会話がなかったのです。
でも、今家の中には母の大好きだった花があふれていて、祭壇に飾られた安らかな笑顔の写真を見ると、今は母は幸せなのだなと思えてくるのでした。
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