神奈川県立こども医療センターに治療に訪れるこどもとその家族の滞在施設、「リラのいえ」がオープンしました。
思えば5年ほど前からこのプロジェクトの話は聞いており、土地を神奈川県が提供してくれたり、チャリティコンサートで建設資金を集めたりといろいろな段階で私も関わらせていただいておりましたので、感慨深いものがあります。
「リラのいえ」は、神奈川県立こども医療センターから徒歩5分、細長い土地に建てられた寝室を8室もつハウスです。
ボランティアがハウスを運営し、患者と家族は1泊1500円で宿泊ができます。
このような入院中の子どもの家族が宿泊できるハウスを、ホスピタル・ホスピタリティ・ハウス、ファミリーハウスなどと呼びます。
キッチンとダイニング、リビングは、同じ環境の家族と接することで悩みを打ち明け、相談しあって少しでも癒されるように、共有スペースになっています。
自炊ができる場所があることは、入院中の子どもに好きなお料理を作って食べさせたり、家族の健康管理にも大切なことなんです。
8部屋のうち、2室はキッチンが部屋の中についていて、インフルエンザなどの感染を防ぐことができるように他の6室と違うフロアにあります。
玄関や共有スペース、6室の寝室は2階、この感染防止の寝室2室は1階です。
各部屋にはテレビがあり、まだベッドは入っていなくてすっきりこじんまりした寝室でした。
横になってお布団で寝られるということは、看護中の家族にとってどんなに肉体的に休まることでしょうか。
完全オープンは5月29日とのことですが、テレビのニュースや新聞でも今盛んに報道されています。
実は日本全国に80団体以上あるこのようなハウスの中で、初めてボランティアやNPOが自治体を動かして作ったハウスとして、フロンティア的事例なのです。
私も思いを行動と形に表していこうと決意を新たにしました。
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世田谷区に新しいハウスを!!東京都も土地を提供してくださいね。
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