女子高校生 ワークショップ

昨年に引き続き、聖ドミニコ学園高校2年生の静修日に、講演とワークショップをさせていただきました。

世田谷の一等地にあるミッションスクールで、すくすくと育った女の子たちはかわいく、昨年はとっても楽しい半日を過ごさせていただいたのですが、生徒たちの反応もよかったとのことで、今年も依頼をいただきました。

自己紹介や講演のメインとなるテーマが、世田谷の旧国立小児病院とそこの子どもたちにふれるので、地元であるドミニコの学生にはとても身近に感じられるようです。

昔自分も入院していた病院ですとか、毎日病院の前を通ってあの施設(ドナルド・マクドナルド・ハウス)はなんだろうと思ってました。とか、いろいろ意見が出てきました。

楽しいのがワークショップです。

「もしも世界が・・・の人ばかりだったら」
という選択式の課題を約10名のグループに分かれて考えてもらいました。

目が見えない
耳が聞こえない
車椅子

で、いろいろ不便なこと、どのような社会になっているか、よいことは何か、など話し合います。

たくさん面白い意見が出たのですが、ひとつ感心したのは、

「もし世界が目の見えない人ばかりだったら・・」→「色という概念がなくなり、人種差別がなくなる。」

という意見です。

色は形とも言い換えられ、エネルギーだけになれば差は見なくなる。

という本質的なことを、簡単にずばっといってくれたのでした。

もうひとつのワークショップ「ボランティアグループづくり」では、昨年より環境問題や貧困問題を取り上げるグループが多く、CO2削減や、ホームレスに施設を作るなど、メディアが取り上げる課題が身近な動物愛護よりも多かったのが興味深かった点です。

2050年までにCO2を50%にするための政策というのが、ユニークでした。
例えば、呼吸を今の半分にするとか、2ヶ月に1回交通を全部ストップさせて電力会社からの電気の供給をなくすとか・・・。

私の中での一番のヒットは、

「私たちは、LMD法人こどもプロジェクト、という名前にしました」

というグループがあり、それって何?と聞くと、

L・・LOVE(愛)
M・・MONEY(金)
D・・DONATION(寄付)

愛・金・寄付の法人です!

といわれました。

LMD法人がたくさんできるといいですね
(%笑う女%)(%ハート%)