先日のブログに書きましたように、シスターチャンドラとシャクティの踊り手たちがインドから来日いたしました↓
https://www.voluntary.jp/weblog/myblog/201/1924259#1924259
インドのカースト制度の中で最も底辺にいるダリッド(不可触民)の女性たちを教育し、インド各地で廃れてきている踊りを伝承しながら、葬式の際に男性が鳴らす太鼓を、差別をなくそうというメッセージをこめて女性が打ち鳴らして踊るという啓発活動です。
日本で社会貢献賞を受賞したシスターチャンドラと、10数名の踊り手たちと関係者はもちろん初来日で、そのドキュメンタリー映画「シスターチャンドラとシャクティの踊り手たち」を昨年とって5つも賞を受賞した松居和さんらが主催となって今回の講演が実現したのでした。
東京ウィメンズプラザで2日間、計4回開催されましたが、私も2回行っちゃいました。
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シャクティとは、女性の「力」という意味だそうです。
彼女達は、インドではカースト制度、女性であることなどからさまざまな差別を受けています。
踊りは軽やかで衣装が美しい〜。
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ダリッドの女性たちはみんな小柄ですっきりした目鼻立ちをしています。少女のようです。
しゃべる声や歌声は高く、澄んだような音色。なんていっているかわからないけど、耳にはすんなり入ってきます。
シャクティの踊り手たちは、日常で行われている差別待遇の中で起こった3つの事件を、劇中で表現していました。
①インドではお嫁に行くときに持参金がたくさん必要なので、ダリットの女の子が生まれると殺されてしまうことがある。
②ダリットの女の子は学校に行っても、さまざまな嫌がらせや差別、セクハラを受け、学校へ行けなくなってしまう。
③ダリットの女性は男性と同じ労働をしてもきわめて賃金が低く、それに抗議した女性たちは小屋へ閉じ込められて、そのまま火をつけられて焼き殺されてしまった。
日本では、そんなにあからさまな差別はないために、きっとメッセージの受け止め方もインドの人たちとはかなり違うと思うのですが、テーマは重いですね。。
(%痛い女%)(%雷%)(%ショック女%)(%涙%)(%ショボ女%)