「軽度発達障害への理解と子育て支援者の対応」

子育て支援者向け学習会
『特別にサポートが必要な家族のケアについて学ぶ』
の第2回目は、

浦和大学子ども学部教授 で 臨床心理士 臨床発達心理士でもある、
藤井先生に
『軽度発達障害への理解と子育て支援者の対応ー保護者を支える関わり方ー』
についてお話していただきました。

発達障害とは何かというところから、
知的障害、自閉症、ADHDの特性や、保護者の気づきのポイント
など基本的なところを教えていただきました。

私たちがまず、相談機関や、医療機関などのリソースを知っていること、
そして、その機関となるべく顔の見える関係作りをしておくことが
必要とのことでした。

現在、配慮が必要と思われる子どもは約10パーセントもいるということです。

私たち支援者が
まず、保護者と信頼関係をつくりあげることの大切さを感じました。
信頼関係がしっかりと築ければ、保護者側から相談をもちかけてくれるだろうし、
私たちも専門家につなげていくことが出来ます。

それがなければ、
私たちが、その子にもう少し違う対応が必要だと思ったとしても、
なかなかそれを、保護者に伝えていくことが出来ず、
かえって、関係が悪くなることもありえます。

その辺はとてもむずかしいと思いました。