子育て支援者向け学習会
『特別にサポートが必要な家族のケアについて学ぶ』
の第3回目は、
越谷市特別支援教育の中心として活躍されている、教育委員会の
細谷先生にきていただきました。
発達障害そのものは一次性の障害で、そこで適切な対応がないと
二次性の障害がうまれてしまう。
つまり、トラブルがふえ、不登校、非行、いじめ、犯罪などさまざまな
問題を抱えることになっていくという話がありました。
豊富な経験に基づいた、具体的な事例が多かったので
とてもわかりやすかったです。
たとえば、
環境をつくって、丁寧に子どもに伝える方法
課題に応じた、個別支援の状況など。
実際に、
言葉だけで伝えようとすると
どのくらいわかりにくいかの実験や、
作業がうまくいかないときに、教師がどんどん先に進めてしまったときに
どんなふうに感じるだろうか・・・
をやってみました。
越谷の通級指導教室、特別支援教育、特別支援学校の
状況も聞くことが出来てよかったです。
最後に先生が
「困った子ではありません。困っている子どもなんです」
とおっしゃいました。
常にこれを忘れてはいけないと思います。