確かに学校で先生などがセクシュアル・ハラスメントを起こすとは考えたくないことですが、残念なことにセクハラ・わいせつ行為で処分される教職員は2005年度には全国で
142人と発表され、そのうち半数以上の被害者が、自校の児童・生徒または自校の卒業生です。
2006年には、中学校で10年間にわたって、数名の教え子にわいせつ行為を繰り返し、ビデオ撮影をしたとして部活動顧問が逮捕されるという衝撃的な事件まで起きています。これらは氷山の一角に過ぎず、現実には多くのセクシュアル・ハラスメントが学校で起きていると推測されます。