元高校養護教諭で、“人間と性”教育研究協議会(性教協)会員でもあり、多摩市のTAMA女性センター運営委員委員長である高橋裕子さんが、デートDV防止に関する本「デートDVと学校—“あした”がある—」を出版されました。
「100人いれば100通り、一人ひとりの生徒はちがい、皆同じではない。デートDVとは、親しい間柄や恋愛をしている間柄で相手の束縛・支配により、自分の意志や言動を見失っている状態。それを「恋愛」だと思い込んでいること。
学校・教室でデートDVはどのように起きているのだろうか?加害・被害生徒は学校の中において行動や暴力をどう受け止め、教室での授業や部活動をどう続けているのだろうか?
また、周囲の友人、クラスメート、部活の仲間たちは、目の前のデートDVをどのように受け止め、対応し、心的な影響はないのだろうか?傷つきはしないのだろうか?
担任や教師たちは、「デートDV現象」の認識、そして対応・支援・防止教育を校内でどのようにすすめようとしているのだろうか?
本書をテートDVに悩み・傷ついている生徒(加害・被害)と、その対応に苦しんでいる教師など、「学校現場」にいるすべての人のために、解決の糸口を見出す一歩としたい。」(著者「はじめに」より)
出版:エイデル研究所 千代田区九段北4−1−9
定価:1400円