NPO・えん の最近の仕事ぶりを報告します(%ニコ女%)

【NTTデータとの提携事業】

当初話しのあった、豊洲開発地域の企業とカード利用者とNPOをマッチングさせる「寄付プラットフォーム」構想は、当面「NPOブログコミュニティ」を充実させることからのスタートに。NTTデータは10月から関西エリアで「NPOポータルサイト」(ボランタリーライフ.JP NPOブログコミュニティ)を立ち上げました。

このポータルサイト上にブログをつくる際、地域の中間支援組織の協力を得て、 確認作業を行いたい。東京では江東区から始めたいので、えんに協力してほしいという要請があり、引き受けることになりました。

このNTTデータとの連携事業は、直接的には収入に結びつきませんが、
企業との初の協働事例として着手します。
まず、「ブログ活用セミナー」(2月3日開催予定) の開催から、会場、講師ともNTTデータの協力を得て開始し、セミナーへ参加したNPOに対して、ポータルサイトの利用をすすめ、徐々にその数を増やしていく予定です。

【墨田区NPO支援アドバイザー事業】からの報告

仕事の依頼が入ったのは、2005年6月下旬の「NPO支援アドバイザー登録」から
ひと月後。錦糸町駅からほど近い場所で、昭和50年代後半から夜間保育・
休日保育・一時保育など、地域性を反映したニーズに応え続けてきた(東京都の認証)保育室が、NPO法人化をめざすことになりました。外国人世帯も多いこの地域の多様なニーズに応え、地域のふれあい事業などを進めるには、NPOの方が機動力を発揮できるという判断からです。実際の支援活動は8月から始まり、主要メンバーを対象にしたミニ学習会なども織り交ぜながら、設立総会、申請書類作成のアドバイス、都庁への提出前の相談同行などを経て、12月初めに申請が受理されました。

認証が下りるまでの間に、登記や法人立ち上げ後の準備など未だ仕事は残っていますが、ここまでの過程で既に、こちらも勉強させてもらったなという感想です。定款のつくり方ひとつにしても、知らず知らずの内に「こうでなければ」といった自身の思い込みに囚われていたことに気づき、あらためて法律を読み直したりもしました。また、都のNPO法人申請窓口対応の最近の傾向をつぶさに観察することもできました。そして、墨田エリアに新しい「ごえん」ができたことがもうひとつの収穫です。今年はここから更にその「えん」を拡げていきたいものです。

【江東区NPOマップ】完成しました!

2005年度の課題のひとつ、地元江東区のNPO(法人)マップが、12月半ばに出来上がりました。同じく江東区を拠点に活躍中の、NPO法人「漫画工房 同潤会」さんにイラスト製作をお願いして、『いかにもフツーの地図』ではない、印象的で楽しい雰囲気のオリジナルマップにすることができました。
江東区内のNPO法人数も徐々に増加し、マップは9月末現在のデータ(89団体)を基にしましたが、11月末現在では96団体に増えています。NPOマップをつくった目的は、この地域の諸団体・区民に対して、江東区内に多種多様なNPOが活動していることを知らせること、NPOが提供しているサービスに関心を持ってもらい、利用につなげること、諸団体とNPOの連携・協力のきっかけをつくることなどにあります。そんなわけで、今回はできるだけ多くの人びとにNPOを知らせることを最大目的として、無料配布というトホホな英断に踏み切りました(もっとも1部以上の要請については、有料にしますが)。涙の先行投資から花が咲き実を結ぶことを楽しみに。 
 
 *ご入用の方はNPO・えんまでご連絡下さいね。