毎日新聞 2005・11・19
「ワーク・ライフ・バランスの考え方で企業支援」
埼玉県では、住民や企業経営者、NPOなどによる
「ワーク・バランス・研究会」をつくり、提言をまとめた。
「ワーク・ライフ・バランス」とは,90年代に欧米でひろがった,
仕事と生活の調和を重視し、育児や資格取得の勉強など、
従業員の生活に配慮した企業の取り組みのこと。
研究会では最初、子育て支援などの負担の問題で、経営者側と
NPOなどとの間で議論がかみ合わないこともあった。
特に中小企業の厳しい経営環境では、負担が難しいのが現状。
しかし,「規模が小さく、互いの仕事や家庭の状況が見える
中小企業だからこそできる方法も」という声も。
研究会は,県が取り組む事業として、柔軟な働き方の導入を考える
企業への無料コンサルタント,社員が地域活動に取り組んでいる企業に
県が認定マークを与える、などを提案している。
まとめ:柴山