第10回定期上映会in新宿御苑を開催し、無事終了しました。
アース・ビジョン事務局ボランティアスタッフのわたなべです。

今回は定期上映会始まって以来初めての特別企画に挑戦!
上映に生演奏をプラスし装飾も凝ってみました。
毎月会場を提供してくださる新宿御苑のEさんも、
特別熱心に演出の相談に乗ってくれました。

ピックアップした映像は第10回受賞作品「踊りの記憶」(フィリピン)、
特別企画でアボリジニの映像と彼らの民族楽器ディジュリドゥの生演奏。
ここからイメージする会場装飾はことごとくEさんと一致していてビックリ☆
話しは早かった。
ほとんど御苑さんからお借りしたものですが、
ヤシやパキラなどの植物、黒板を隠す葦簾、
スクリーンの両サイドに蚊帳を思わせる薄いガーゼ地の布を垂らし、
いくつかキャンドルを床に置き、灯した。
装飾が完了し、試しに映像を流したら、それはもう、Eさんと感動・・・!
会場内の季節は夏となり、「踊りの記憶」をよりいっそう幻想的なものにしていた。

さて、いざ開場。
天気は快晴だが北風がぴゅーぴゅー。。。
寒い中出向いてくださった参加者の方々には本当に感謝です。

前半の上映が終わり、後半は私が司会をさせていただき、始まりました。
ディンカム・オージー倶楽部代表・イダキ奏者哲Jさんが、
会場内をまるで清めるかのようにディジュリドゥを響き渡らせた。
会場内の空気の分子がすべて振動し、さらにその倍音の振動は
全身の細胞に浸透していった。

子どもの頃にテレビで見た不思議な楽器、ディジュリドゥ。
テレビではイルカを呼べると言っていた。
シロアリが中身を食べ空洞になったユーカリの木。

ディジュリドゥの振動に取り込まれ、会場内はいつの間にか
静かにひとつになっていた。
私はその中で自然の偉大さを感じ、果てしない自然回帰への憧れを抱いた。

ディジュリドゥの演奏の合間に今年来日公演したやはりイダキ奏者ジャルーさん
の映像も流し、哲Jさんはこと細かに、そして時には場を和ませるトークで、
わかりやすくはっきり解説してくれました。
上映会終了後も来場者の質問に答えてくれたり、
吹き方なども教えてくれたりしていました。

この場をお借りして、ご来場くださった参加者の皆様、
そして絶大なるご協力をくださったディンカム・オージー倶楽部の哲Jさん、まりさん、
いつも力強く応援してくださる新宿御苑のEさんとスタッフの皆様に、
心より感謝したいと思います。
本当に本当にありがとうございました!

そして!個人的ではありますが、この発案を許諾してくださった
アース・ビジョン事務局に感謝しております。
本当にありがとうございました。

また前例のないスペシャルなことを企画したいです。
そのときはまたよろしくお願いいたします☆