こんにちは。スタッフの田中です。
模様替えも大分終わりに近づき、事務所がだんだんとすっきりしつつあります。
やはり綺麗な環境で仕事するほうが気持ちがいいですね!

自分の部屋はともかく・・(笑)

さてもう二ヶ月前のこととなろうとしている本祭の監督との思い出について語ります。

監督さんたちとのコミュニケーションは監督アテンドの私にとって難題でした。
彼らがどれだけ英語が話せるのかが分からなかったことと、アジアと言っても文化や言語などが全く違う地域の監督さんたちが集まる。映像祭初参加の私にとってとても不安なことでした。

蓋を開けてみると、ほとんどの監督さんが英語が話せるようで、各言語の通訳さん無しでも大丈夫なくらいでした。

しかし、一人英語があまり話せない監督さんがいて事前に分かっていたので、その方の母国語の通訳さんに来てもらいました。

映像祭中、その監督さんと他英語の話せるプロデューサーさん、うづさん、私と途中参加でボランティアスタッフのわたなべさんとで夕ご飯を食べに行きました。

最初、通訳さんが来てくれないということでその監督さんは行くのをためらっていましたが、「どうにかなるよ!」と通訳さんの説得で一緒に参加することに。

実は私、内心少し不安でした。
日本語でも会話が無い状態が耐えられない私にとって、監督さんがつまらなさそうにするかもしれないと思うと気が気でならなかったのです。

しかし、そこで助っ人ボランティアスタッフのわたなべさん登場。
電話の声が漏れてくるほど大きな声を持つめちゃめちゃ明るく元気なスタッフさん。
言葉なんて関係無しで、単語単語で監督さんとコミュニケーションをとる彼女。
炭火焼の料理を頼み、きのこにタレを塗るのを楽しむ監督さん。
ビデオカメラでご飯を撮ったり、監督の様子を撮ってあげたりと監督さんも大満足のようでした。

要するに伝えようとする気持ちが大事なんですね。

言葉なんて関係なく、おもてなしの心が大事なんだなぁと考えさせられました。