レバノン・ベイルート在住の
パレスチナの映像作家メイ・マスリさんからメールが届いた。
私は先週末、
彼女と彼女の家族の安否を心配していること、
来月18日、パレスチナ子どものキャンペーンと共同で、
彼女の「夢と恐怖のはざまで」を上映することをメールしていた。
Many thanks for your good wishes.
I am fine and have been filming the whole time.
It is what keeps my sanity in these difficult times.
(心配してくれて、本当にありがとう。
私は無事で、四六時中、撮影し続けています。
この困難な状況の中で、こうして撮影することで、
私は正気を保っています。)
ずっと撮影し続けることで、
なんとか正気を保っているという状況。
そんな状況を、私は想像することすら出来ない。
知的で温かく美しいメイ・マスリさんが、
今、レバノンでビデオカメラを回し続けていることを想った。
ひさしぶりに泣いた。
そして、私が泣いてる場合じゃないだろう、と思った。(うづ)