【Q4】 いったいどうしたらよいの?
【A4】
まずはパレスチナのことを知ってください。日本のメディアでも、アメリカほどではないかもしれませんが、パレスチナ人へのネガティブな評価が強まっています。そして、アラブ人やイスラーム教徒は自分たちとは違う人たちという意識を持っている人も多いのです。しかし、実際にはパレスチナの子どもも日本の子どもと同じように、夢や希望や楽しみを持ち、現在では携帯やゲームに憧れています。また、グローバリゼーションによって世界中のことを知っています。同時代の市民であるという意識と理解をまずはもって欲しいのです。
そして空爆にあったり、経済封鎖をされたり、停電があれば、私ならどうするだろう、どう感じるだろうという想像や共感を持ってもらえれば一番です。暑い夏、人口が密集したガザやレバノンで冷蔵庫もアイスクリームも扇風機も使えなければどうなるのか? 人工透析や保育器はどうなるのか? アパートの5階や6階に住んでいて断水や停電になったらどうするか? 等々 私たちの日常生活のレベルでも彼らの置かれている状況は想像できます。そのうえに、爆撃や破壊、しかも地震のように1回きりでなく、毎日いつ起きるか分からないまま、数ヶ月も何十年も生活しているとしたら・・・。まずは、そういうことをご家族やお友達と一緒に考えてください。
そのうえで、何かしようと思ったら、パレスチナ子どものキャンペーンの活動を覗いてください。あなたにご協力いただきたいことがたくさんあります。