JENはアフガニスタンで学校建設事業を行っています。事業地であるパルワン州の気温はマイナス6から7度で、雪は25cmも積っています。
建設中の2校は最も重要かつ困難な作業のひとつ、天井のコンクリ−ト打ちを行っています。コンクリートは寒さに弱い為、セメントの中に凍結を緩和する薬品を混ぜたり、コンクリートを設置した跡に藁をまいて保護するなどの工夫をこらしながら、建設を進めています。
それでも毎日が時間との勝負。特に、標高2,500メートルに位置するサラン地区のウーラン校では、雪が降らないことをJEN職員、下請け業者、地元の人々全員で祈りながらの作業となっています。その甲斐あってか、例年のこの時期では考えられないくらい晴天が続き、コンクリート打ちの作業を完了することができました。
完成にむけてもうひと踏ん張りです。