識字教育支援が始まりました!

カブールの市内にはいくつもの小高い丘があり、その丘の急斜面にも土壁で作られた家々が密接に立ち並んでいます。

その斜面に住む人々は井戸水を汲むため、またモスクで祈るため、1日に何往復も急斜面を上り下りしなければなりません。カブール市第3地区のCarte Sakhi(カルテ・サヒ)と呼ばれる地域はその急斜面の丘の一角にあり、居住する人々の多くは、ハザラ系アフガニスタンの人々です。戦争中に避難生活を送り、この地区に戻ってきたために、教育の機会を奪われた人が多数います。

 そこでJENは1月からこの地区にて識字教育事業を開始しました。2月13日に行われた開会式には総勢100名以上が参加し、中にははるばる丘の向こうからやって来たという人もいました。2教室に入りきらないほどの参加者から、識字への高い関心と生活を支えるような力をつけたいという意欲を見ることができました。

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