JENは、7月12日から続いているレバノンとイスラエルにおける戦闘によって発生している難民・国内避難民の緊急支援を開始するため、3名の職員をレバノンに派遣します。

 戦闘勃発から4週間が経過し、レバノン国内の避難民は約100万人、海外へ避難した難民は22万人にものぼると言われています。地元では多数の避難民を受け入れきれず、頼る親戚のない人々は劣悪な環境での生活を強いられています。

 8月10日に1名、11日に2名の職員が出発し、ベイルート南東の山岳地域Mount-Libanで衛生用品などの緊急支援物資*を配布する予定です。Mount-Libanには、多くの人々が避難していますが、人道支援団体の数は少なく、食糧、住居などさまざまな支援を必要としています。
 
 JENはMount-Libanだけではなく、20万人もの難民が流入していると言われるシリアでの支援活動も視野にいれています。
*現地の状況により、活動地・活動内容について変更する可能性があります。

■派遣スタッフ
シリル・カッパイ Cyril Cappai (海外事業部部長 フランス出身)
湯浅 敏広 Toshihiro Yuasa (プログラム・オフィサー 北海道出身)
オリビエ・デ・ラモット・サン・ピエール Olivier De la Motte Saint Pierre (プログラム・オフィサー フランス出身)

JENは今回の緊急支援のため、募金を受付けています。みなさまのご理解、ご協力をお願い致します。

郵便振替口座番号:001702538657 口座名義:JEN
※通信欄に「レバノン」とご明記ください。

出動前の緊急記者会見を実施します