今年の2月より始まったカブール第3地区での識字教室は、7月の中旬より、授業の一環として裁縫教室を始めました。週に6日間の識字授業のうち、1日2時間週に2日間、裁縫を学びます。
この裁縫教室で身につけた技術を活かしてホームテーラーとして仕事を持ちたいと希望する女性や、今までお金を払って、家族のために服を注文していたために、それを自分で作ることができるようになりたいと思うなど、女性たちはさまざまな思いで参加しています。女性が家の外で就労することが限られているために、家で仕事ができるようになりたいと思う、強い願いがどの参加者からも感じられます。
識字教室と同じ教室に、5台のミシンと机のセットを置き、経験のある先生が指導にあたります。8月の第2週には、初めて布の配布を行いました。各参加者が40cm四方の布を使って、練習用の小さな服を作ります。この事業が終了する10月末には参加者全員が裁縫の技術を習得し、服を作ることができるようになっているでしょう。
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