巷で人気の「コンポストタワー」

JENが津波被災者の再定住地区で行っている野菜栽培は、身近なものを使って行う有機栽培です。例えば、ペットボトルを使ったじょうろ、近所に生えているハーブから作った有機農薬、自宅のゴミから作った有機肥料など、低コストで家庭レベルでも続けていける野菜栽培を行っています。

 特に人気なのが「コンポストタワー」と呼ばれる葉野菜栽培機。ペットボトルと大型のゴミ袋で作ったタワーの中に土と肥料を混ぜて入れます。袋のところどころに葉野菜を挿しておくと、つぎつぎと新しい芽が出てくる、というものです。真ん中のペットボトルは灌漑設備の役割をしていて、ペットボトルの口に水を注ぐと、ペットボトルの細かい穴から水が染み出て、程よく土が湿るという仕組みになっています。

 最近はJENの事業村以外でも近隣の住民が真似をして、庭のあちこちにコンポストタワーが立ち並ぶようになりました。このように、JENの事業は地域全体に影響を与えて、手ごろに出来る野菜栽培の普及に一役を担っています。

スリランカ活動報告会開催!(11月8日) NEW

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