日本政府の支援による津波被災者への生活再建支援事業がついに始まりました。今回も経験豊富なスリランカの専門家であるソーシャルワーカー、インストラクター、心理学専門家と共に津波被災者への職業訓練を通した心のケアを行っていきます。

 事業村で活動を開始する前に、スタッフへのトレーニングを実施しました。そこではJENやJENの事業について学ぶと共に、社会心理事業へかかわり方やカウンセリングについての指導を行いました。指導を行った心理学専門家は「主役は自分たちではなく、あくまで人々の持つ力を最大限に引き出すのが私たちの仕事です」と語りました。

職業訓練開始日前日、スリランカ大使館の担当官が事業村を訪れ、津波被災者の激励をしてくださいました。

「日本の税金が確かにスリランカの人々のために使われ、そして何より人々やコミュニティーに日本の

NGOが受け入れられている姿を確認することができてうれしいです」

というコメントを頂きました。

JENの事業はJENスタッフの力だけでは成功しません。このようにたくさんの人々の協力や支援を受けて、スリランカの人々と共に活動を行っています。