4月から、味の素株式会社様の「『食と健康』国際協力支援プログラム」のご支援により、ハンバントタ県の津波被災者を対象にした、野菜栽培を通した栄養・健康改善支援の事業が始まりました。この事業は4月から11月の末までの間に、3ヶ所で合計90人の被災者の方々に対して行われます。
最初の実施場所として選ばれたのは、再定住地区であるサボラガムワ村です。地区全体68世帯の中から、女性世帯主や収入が少ない家庭など30人が参加しています。参加者のほとんどは女性で、午前と午後15人ずつに分かれ、1日2時間の野菜栽培の講義と実施トレーニング、そして1時間の栄養・健康に関する講義を週5回受けることになります。
参加者のほとんどが野菜栽培の経験がありません。しかし、新しい挑戦に目を輝かせながら講師の説明に耳を傾けています。JENは彼女たちが積極的に事業に参加していけるように後押ししていきます。