ケニアのナイロビから飛行機で約1時間半。南スーダンのジュバに到着しました。標高が高いために比較的涼しいナイロビから一転、ジュバでは35度の熱風に出迎えられました。
ジュバは南部スーダンの中心の都市ですが、スーダンは1956年の独立以来、1972年と1983年を除いては常に戦争状態にあったために、建物があまり多く見当たらず、物資も隣国のウガンダやケニアからの輸入品に頼っている状況です。2005年1月の停戦合意を受け、政府機関の建物の建設などが見られる中、国内避難民の人たちが居住する地区もまだ多く存在しています。
それでも停戦合意以降、状況は良くなってきていると、地元の人たちは言います。まだ途切れてばかりではあるものの市内に電気が通り始め、市場には以前はなかった卵が売られ、道路もまだアスファルトは一本しかありませんが平坦にするための整備が進んでいます。
南スーダンは戦後復興の道のりを歩み始めたばかりです。復興が一日でも早く進むよう、JENも微力ながら支援をしていきます。