武蔵野の森から学ぼうフィールドの2月12日の活動は、C地区の樹木調査を行いました。
樹木調査では、この地域の潜在樹種であるアカマツとコナラを対象に、根本の幹の太さを樹高を定期的に測定し、間伐したエリアと全く人の手を加えず放置していたエリアの樹木の生長を記録します。また、放置されたエリアについては、樹木の株数がどのように変化するかを調べます。
今回の調査では、間伐エリアのアカマツやコナラの殆どが生長しており、特にコナラは1年間で1m以上伸びていることがわかりました。逆に、放置されたエリアでは、樹木が淘汰されて本数が減少していました。
幹の太さを測るときはノギスを使いましたが、今回初めてノギスの使い方を知った参加者も多く、正確な数値が出ることに驚いていました。
午後は同じC地区の間伐を行いました。この日の作業には初参加者や地元の方々を含め12名が参加し、小春日和の雑木林で充実した一日を過ごしました。