森の探検隊大活躍〜子どもワクワクプロジェクト報告

梅雨明け前の7月28日の朝、東京文京区の小石川植物園に小学生とその保護者23名が集合しました。

この日は参加者が「森の探検隊」になり、次々に出される指令を遂行しながら、日本最古の植物園を散策しました。

池の周りでラクウショウの不思議な形をした根を見つけ、水面や水中の生き物を探した後、地図を頼りに次の目的地へ!そこで森の長老からの手紙が手渡されました。
差し出し主は小石川植物園の巨樹、樹齢300年とも言われるサネブトナツメとイチョウとクスノキです。長老たちに会うために、探検隊は森の中を進みました。

面白い形の葉っぱを探したり、樹皮の手触りの違いを発見したりしながら探検は続きます。

樟脳の原料に使われるクスノキは、虫が嫌う匂いを発するため虫が着きにくく、そのおかげで大きく成長するそうです。
最後の指令はクスノキの幹の太さを測ること。探検隊は自分達の両腕を伸ばして樹の周りを囲みました。両腕を伸ばした長さが身長と同じくらいだからです。

森の探検を終えた後は、クラフトづくりの時間です。
木の枝にドリルで穴を開け、鉛筆の芯を差し、小刀で削って、自分だけの鉛筆のできあがりです。
小刀を使うのは初めてで少し緊張したけれど、使い方はお父さんやお母さんやおじいさんが教えてくれました。

暑い夏の日、蚊にはいっぱい刺されたけれど、森の探検隊は大活躍でした。

次回の子どもワクワクプロジェクトは10月14日(土)。
新宿御苑で森の宝探しをします。
お楽しみに!