樹木・環境ネットワーク協会では、「木とともに暮らす」というテーマで、勉強会(聚会−しゅうかい)を行っています。
12月1日(金)に丸の内さえずり館で開催されるシリーズ最終回では、フェアトレードカンパニー/グローバル・ヴィレッジの広報担当をされている小野倫子氏にお話を伺います。
フェアトレードという言葉を耳にしたことがある人は多いと思いますが、実際にフェアトレード製品を購入したことがある人はそれほど多くないかも知れません。
貿易を通じたパートナーシップといわれるフェアトレードは、世界の貧困をなくす一つの手段として知られていますが、実は、環境問題とも深いつながりがあります。
フェアトレード製品に使われている自然素材には、環境基準が設けられていて、たとえば農薬や化学薬品を使わずに育てられた植物からできるコットンやリネンや染料は、つくる人だけでなく使う人にも優しい製品となります。
生産者の労働条件や環境への負荷に配慮したフェアトレード製品を選ぶことで、世の中はどのように変わっていくのでしょうか。
「買い物」という日常行動と世界とのつながりや、「買い物」が持つ可能性について考えてみませんか。
聚会にはどなたでもご参加いただけます。