十数年振りでしょうか、映画鑑賞してきました

しかも「おひとりさま」でゆったり・まったりとして
1時間半ほどを過ごしました

題名は「繕い裁つ人」で撮影場所は兵庫県内の
一度は行ったことがある、または知っている所でした

主人公の市江さんの仕立て屋としてのこだわりが
あるのですが、それは先代の祖母の呪縛のような
気もしました

これがほんとに呪縛なら解けるのはいつなのか
めっちゃ心配しました〜

好きな洋裁なら自分のオリジナリティーを含めた
服作りをすれば自分というものをもっともっと
見出せたのではないかな〜んちゃって

夜会というものは本当にあるのか、それとも
ないのかわからないけど、先代が仕立てた服を
着て大人の時間を過ごす一夜の場面

そのために、ちょい横が成長しすぎた人は
仕立て直して参加する

そこにはその服の縫い代がいかに多く取ってあるかに
かかってきます

37年ほど前、仕立て屋の叔父が結婚祝いにと
連れ合いに黒のダブルのスーツを作ってくれました

そのスーツはその後、横へ横へと成長した連れ合いの
体に合わせて仕立て直されていきました

今ではそれもできなくなり、タンスの中で眠ったまま…
もう着ることもないでしょうねぇ〜

さてさて市江さんの思いもさることながら
映画で観る風景はとってもきれいでした

神戸は好きで大阪よりもよく行きます

実際に自分の目でみているのとは違った所のように
見える撮影場所にさっすが〜、これが映画なんや〜と
思い知らされたような気がしました

映画って何年か経つとテレビで放映されますよね
だから遅れてもエエわと観に行くことをしませんでした

でもやっぱ、大きなスクリーンで観るのはステキ!

これから先、あまり映画を好まない連れ合いと
行くことがあるでしょうかね???

できたら、やはり「おひとりさま」で観に行こう!!

私たちはボランティアグループですが
布絵本・布遊具の布の裁ち方・縫い方は
プロと同じで思いで仕上げています

だから、納得いくまでやり直しをします

縫い目は揃っているか、布端や糸の始末は
表に出ないようにキチンとしているかなど

作った絵本や遊具は子ども達がどんな遊び方を
するのかわかりません

めっちゃくちゃにされたら、糸も解けるだろうし
布も破けるかもしれません
それらに耐えうるような作り方をするのも
仕事のひとつです

作る過程であれやこれやともめる事はあるけれど
できた時はそんなこと忘れてる〜

みんな、子ども達が喜んで遊んでくれる作品作りの
プロなんやなぁ〜!!