V連バス研修に行ってきました

朝からよく晴れた日、淡路島にある聴覚障がい者の
特別養護老人ホーム「淡路ふくろうの郷」を見学してきました

ここは平成18年4月に開所し、今年で11年目ですね

「ふくろうの郷」という名前だけあって、外も内も
ふくろうの置物やタペストリーなどふくろうがいっぱい

バスから降りると入居者の方々が出迎えてくださいました

ホールでは淡路名産の玉ネギスープをいただきながら
ここに入所されるまでの経緯をお一人おひとり手話と
施設スタッフの通訳とで話を聴きました

お歳が80歳以上の方が多く、体験された話は
ひどいものでした

時代が時代ということもあるでしょうが
障がい者というだけで「人権」そのものが
ないがしろにされていたのがよくわかりました

・資格を取っても仕事がもらえない
・結婚しても子どもができないように手術する
・今でいう親のネグレクトから非行に走り
 刑務所との往復
・空襲警報が鳴っても聞こえないから
 逃げ遅れる
などなど、聴いていて心がしんどくなりました

でも、そう話される方々のお顔はとっても柔和なお顔で
ここで暮らしていることが本当に幸せという感じでした

空襲警報が聞こえなかったということから
ふと疑問に思ったことがあります

それは市内各地にある防災行政無線のサイレンって
聞こえないんじゃないかってこと

市のHPでは聞こえないときはテレフォンサービスで
確認できるって書いてあるけどどうなんだろね

聴覚障がい者はそれを知ってるんだろか???
今度、手話グループを通じて聞いてみよう

空襲警報はモチロンのこと災害行政無線も
鳴ることがないように

お話を聴いた中で女性お二人が和歌山と長崎の
故郷で講演されるとか、しっかりとお話して来てくださいね

今はただただ皆さんの健康を願うばかりです