人権学習市民講座その3 講座もしめくくり

老いと死をみつめて
〜いつか たどる みち〜の講座も
いよいよ最終となりました

感想はと言えばよかった・おもしろかった
また聞きたいなぁ〜 です

グループは違うけどV連会員の方が
受講されていて、こういう講座をV連でも
したらいいのにねって話になりました

一応、研修のひとつとして提案するのも
エエんじゃないかしら

タイトルは何がエエやろか、考えなきゃ

さてさて、3回目の講座のテーマは
「メメント・モリ −死を覚えて生きる-」
メメント・モリって何んや??

メメントは覚える モリは死 ということ
「汝死すことを覚えよ」という中世ヨーロッパを
特徴づける思想のひとつ
どうせ死ぬのだから今を楽しめという理解もある
一方、現世の享楽が空しいものであり、天国や
地獄に関する審判に関心を持ち、謙虚に悔い改め
生きよという理解もある
中世のある修道院では日常の挨拶に用いられた
言葉とのこと

何かしらめっちゃ難しいやん

まぁ、そういう言葉から現在の人生の
しめくくりを考えていくのですけどね

3回の講座を聞いていて思ったことは
やはり「死」というものを常日頃から
いざという時に慌てないように頭の片隅に
置いて生きていくということ

今回の講師は神戸女学院大学の中野敬一さん
この方は牧師をされていたのですが、今は大学の
先生としてご活躍中です
今も教会でお手伝いされているとのこと

この講師もやはり自分なりの葬儀方法やそれを
周囲に伝えておくことで、できたら書面に表して
おくのが一番だと話されました

我々周囲の者というか、人に対して感謝の気持ちを
中々言うことができない人って多いですよね
だから、死の間際に「ありがとう」って言ってあの世に
旅立っていったってよく聞きますよね

でもそういうことよりも今生きている間に
「ありがとう」と言う言葉や感謝の意を言っておくことが
後々に「あの方は感謝をよくしていた人だ」と言われるんだって

まぁそうかもしれないですね
急に死に際に言われてもその場だけで終わってしまいそうやし

死はいつどういう形でやってくるかは誰もわからない

ではどうするのか
死に至るまでの過程を考えることだそうです

生きている間に人生の中で何が大切か考える
今、元気なうちしておくこと=人生のプロデュースを
自分で考えるんだって

ちょい小難しいけども、今を楽しく生きるためにも
これからのことを少し掘り下げて考えるのも悪くはない

「今日が一番若い」という日々がたくさん迎えられるように
生きて行こうかしらねっ!!