過日、帰宅すると見慣れない電話番号の
着信履歴があった
今の電話は掛かってくると迷惑防止のテープが流れる
着歴の市外局番はいくら考えても思いつかない
どこやろ?怪しいなぁ!
まぁ、ホントに用事があれば掛けなおしてくるやろと
一応消去した
何日か経って電話が掛かってきた
あの見慣れない番号や!
受話器を取ってじ〜っと相手が話すまで
息を潜めながら向こうの様子を伺っていた
すると「○○□□さんですか」との声が
めっちゃ低音で「そうですがどちらさん?」と聞くと
「富山県射水市の大島絵本館です」と返ってきた
聞き覚えのある懐かしい名前や
でも何で???
詳細を聞くと、ここ最近のことだがコンクール作品の
入賞者から返却希望が多いから
順次今までの入賞者に連絡をしているとのこと
おおしま国際手づくり絵本コンクールでは入賞すると
作品も著作権も絵本館のものになっていた
まぁ入賞なんてするはずもないけどと思いながら
それを承知の上で応募した
それがイキナリの銀賞受賞になってしまった
そういえば、表彰式には青春18切符で
富山まで行ったなぁ
楽しい思い出がよみがえってくるやん
旅館では修学旅行のように部屋一面に
お布団を敷いてみんなで寝たなぁ
これが今から15年前の話
そして15年経た今、いずみに戻ってくることになった
今活動している会員たちは、この作品を写真では
知っているが実物を知らないし
一緒に作っていないのがほとんどである
「おかえり、久しぶりやね!」
宅配で我が家に到着した時に思わず出た言葉
まさかまさかの返却はグループにとって
うれしい出来事だった
会員全員にすぐ連絡網で伝えたわ
次回持っていくからね、楽しみに待っててね!!