人権週間映画会

12月4日〜10日は人権週間です

川西市では毎年この週間中に映画会をするので
観に行ってきました

今年は「おいしい家族」と「僕が跳びはねる理由」の2本でした

「僕が跳びはねる理由」は数年前に
ボランティア連絡協議会の研修会で同じようなDVDを観ました

原作は自閉症の障がいがある東田直樹さんですが
内容が少し違っていました

多分映画用に作り直ししたものと思います
同じ自閉症の外国の人たちを中心に撮影してあり
ナレーションは東田さんの本からのものでした

この本は世界30ヶ国以上で出版された
大ベストセラーとのことです

自閉症という障がいを東田さん自身はこう見えているとか
こう考えているとかをそのまま表現しているので
中々言葉に出せない人たちの家族にとって気持ちが
とっても理解できた本なのではないでしょうか

映画としては以前観たDVDの方が
わかりやすかったと個人的には思いました

「おいしい家族」は母親の3回忌に実家に帰ってきたら
父親が男性と再婚し、お母さんになっていたというもので
それを受け入れるまでの主人公の葛藤とまわりの家族や
地域の人たちの受け止め方など、ジェンダー問題を
いっぱい詰め込んだ映画だったような気がしました

いろんな人がいて、いろんな考え方があって
それを各々認め合う社会っていつ来るんだろうね

自分は自分、人は人って思っているだけでは
アカンのかなぁ???

人生100年時代の半分以上生きてきて
先がチョイ見えかけてきている今
人のことより自分のことを優先させたい自分がいます

これもエエかなぁって!

ボランティア活動もあと何年続けるか迷ってはいます
迷いながらも自分自身ではそろそろいいんじゃないと
言い聞かせる自分がいます

これは自分の問題、しかしながら人権そのものは
全てにおいてなくてはならない終わりのないものです

よく言われるのは空気みたいなものだって

人間、空気がなくなれば生きていけません
でも普段は空気・空気って重要視しながら
生きているわけではないですよね
でもでも、めちゃ大切なものです

あなたにとっての私にとっての
人権を守られるってことは一番あって当たり前のことです

その個々の人権を傷つけない・傷つけられないように
ゆっくり・ゆったりと残りの人生を過ごしたいものです

映画鑑賞後、用事があって孫の家に行きました

出てきた孫は「ばぁばが言うてた映画やけど
明日用事があって行かれへん」

「いやいや明日ではなく今日やで。もう終わったで」

「エエッ〜!ホンマ!!」