川西市では(仮称)川西市手話言語条例(案)を制定しようと
パブリックコメントを市民に募っています
手話が言語として認められることはとってもいいことで
また、ろう者にとっても待ち望んでいたことと思います
ネットで調べたのですが、手話言語条例成立自治体は
2021年12月1日現在で31道府県16区301市70町3村の
計421自治体だそうです
47都道府県はわかるけど、市町村や区は
全国にいくつあるのかわかりませんが…
また都道府県レベルで成立と
市町村レベルで成立の違いもわかりません
兵庫県では加東市がいち早く2014年11月27日に
市町村レベルで条例を成立し、2015年4月1日に施行しています
そこから比べると何と6年近くの遅れで
今やっと制定しようかというところです
この間に県内の市町では次から次へと制定されていくのに
川西市はなぜこんなにも遅れたのでしょうか
いずみはろう者と交流がないボラ活動のため
原因はわかりませんが、行政の手話に対する関心が
薄いものだったかもしれません
2014年という時点で川西のろう者たちは
ぜひ制定してほしいと願っていたのかもしれませんが
手話グループ以外のボランティアグループに
協力を求めていたのでしょうか
何でもそうですが、一つのことを成立させようとするなら
まわりを巻き込むということ、どうしてほしいのかを
発信することが大事だと思います
手話ができなくても同じボランティアとして
協力できることはいっぱいあります
また、そういうためにボランティア連絡協議会が
あるのですからね
先ずはボラ連に相談してみて各グループの意見を聞き
その上で社協のボランティア活動センターと
話し合いしながら市との交渉に入るというのが一般的な行動です
また、市内の障がい者団体連合会があるので
ボラ連よりも先に連合会から市へ交渉していくのが
早道かと
その上でボラ連が後方支援として協力していくのです
現実問題としてここ2〜3年はコロナ・コロナで
そういう機会はほとんどなかったですがね
でもそれらを乗り越えて今まさに実現されようとしているのは
非常にすばらしいことです
これが制定されてから先のことを考えていかねばね
手話を知っている市民は多いかもしれないけれど
実際手話を使って話せるかと言えばできないほうが
多いでしょうね
私も30代だったかなぁ、6ヶ月間の手話講座を
習ったけど、今やほとんど忘れている
日常手話を使うことがないのも一因やね
英語も同じで家では英語で話さないし
必要ないし困らないものね
英語はともかく手話はろう者の会話のツールとしては
必要不可欠のものだから、市民に向けての周知方法を
考え発信してほしいです
「ボランティア情報にじ」もその中の一つとして
発信できるのではないでしょうか
編集員の方々、発信をよろしくお願いします!!
この条例は2022年4月1日付けの施行予定で
桜は満開、コロナは消滅という日にしたいですね