新学期になったと思ったらもうあと7月2週目で1学期も終わり。
月2回だけの「きららの森の学校」は時間のたつがとっても早い。
高学年クラスは昨年度の劇でクラスの連帯感が強まった感じで、ますます仲がいい。
今学期になってからなかなか全員そろわないが、毎回なぜか盛り上がる。
驚くのはいつのまにかみんなに即興の力がついていること。いろんな楽器を使ってお互い聴きあう即興がひとつの作品になっていく。アウディオペーデの講座で練習していた大人たちより上手、かもしれない。いつのまに響きを聴き合えるようになったのか、と嬉しかった。
今はこの感覚を生かして、りんごろうそくに向けてリコーダーアンサンブルを練習している。ハーモニー感覚はお互い聴きあうことからしか始まらない。
このごろ小学生クラスでやっているのは、音をさせずに走りまわることと目をつぶって歩くこと。これらの練習は全身を耳にして聴くいい練習になる。特に2人組になって1人が目をつぶって歩くのは世界を信頼できなければできない。これも子どもたちは大人よりいとも簡単にやってのける。感覚が大人よりも鋭いのだろうとつくづく思う。
低学年クラスは今年度は新1年生を迎え新3年生まで合同のクラスだ。3年生にとってはゆっくりのクラスになるかもしれないが、忙しい現代っ子にたまにはゆっくりの場があってもいいんじゃないかな。
幼児さんも新しいお友だちを迎え、新鮮だ。4月から自宅でも幼児クラス「こびとのへや」を始めたので授業の機会が増え、前よりこなれてきたように思う。でも同じことをするのにもメンバーが違うと声の出し方から変えなければいけない。まだまだ勉強は続くのでありました・・・。 中務(齊藤)理美