とってもフレンドリーなカナダ人

(%ペンギン%)私の経験からみた「カナダ人」(%ペンギン%)

カナダ人について旅行雑誌を読んだとき、まずどれを見ても
「カナダ人はフレンドリーだ!」と書いてあります。
確かに・・・これについてはその通り!

なかには、「それはおせっかい!」と思うようなこともありますが、カナダに慣れて他の国に行くと、「なんかさびしい・・・」と思うこともしばしば・・・人にゆとりがあって、温かいというのが私のカナダの人たちに持つ印象です。

私がバンクーバーに滞在して間もない頃。お肉を焼くのに塩がなくて、近くのスーパーに買い物に行きました。調味料が並ぶ棚を見るものの、日本とはパッケージが違ってどれが塩なのかわからずにいると、お店のお兄ちゃんがヘルプしようか?と声をかけてくれました。

緊張しながら塩の説明をするのですが、当時の私の英語力では相手に理解してもらうことははできず、それでもお兄ちゃんは自分の仕事の手を止めて、ずっと私に付き合ってお店の中を回ってくれていたのです。だんだん申し訳ないのと、恥ずかしいのとで、「もういいから・・・」と言うものの、お兄ちゃんの方が
「Try!Try!あきらめないで!」と励ましてくれました。

結局、塩(salt)のスペルで「あ〜塩ね!」ということになり、最後は二人で手をたたいて喜んだことでした(%音符1%)後で思うと、私は最初から「ソルト」と言っていたつもりなのに、日本人泣かせの”L”の発音ができてなくて理解をしてもらえなかったのだとわかりました・・・(%涙%)その後、私がどれだけ発音に力を入れたか・・・貴重な体験でしたね!

(%ペンギン%)親切に教えてくれたカードの書き方(^^;)(%ペンギン%)

私がカナダ留学を終えて、帰国後再就職をしてから行った
何度目かのカナダ・・・その時は、乗り継ぎでアメリカの
シカゴからバンクーバーに向かう機内で、カナダの
入国審査カードを座席のテーブルに置いたまま
熟睡していたときのこと。

飛行機が揺れた衝撃で目が覚め、隣の座席の男性とお互い目が合った瞬間。きっと慣れない一人旅で入国審査カードの書き方がわからなくて、未記入のままだと思ったのでしょう。「ここはこう書くんだよ。」と丁寧な説明が始まりました・・・

機内で隣の人と話が弾むというのは珍しいことでもなく、私もその時間を楽しむ方なのですが、この日に限っていえば、朝?(すでにどこまでが今日なのかわからない状態)ロンドンを出発して大西洋を越えシカゴに到着後、シカゴで6時間のトランジット、やっとバンクーバー行きの飛行機に乗り込んで寝られる!!というタイミングだったのです(%涙%)

意識がもうろうとした状態では、その好意に感謝することもできず、とりあえず「自分で書けるから大丈夫」と言ったものの、相変わらずほったらかしのカードに、男性の方が気が気じゃなかったようです(笑)降りる直前に書いたカードを見て、にっこり微笑んでくれたのを覚えています。久しぶりのカナダで、機内から「あ〜カナダに戻ってきたな〜」とほのぼの思ったものでした。本当に温かい人が多い国です(%ハート%)

その直前までイギリスに滞在していたため、余計そう感じたというのもあるかもしれません。とくにロンドンの人は道を聞いてもすごくクールです。地下鉄の駅を聞いたときも、教えてもらった道を歩いていると、その人も同じ駅まで行くのです。これがもしカナダだったら、「私もこれから行くから、ついておいでよ!」という感じになるところですが・・・まあ日本の都会も同じでしょうね。自分の感覚や求めるものの基準が、いつの間にか「カナダ」なっていて、面白い日本人になっていることに気がつきました(笑)