広報力養成講座

またまた遅くなりまして、すみません。

青木シリーズ第3弾、広報力養成講座です。前回同様、参加者が定員に達しました。「企画」、「会議」、そして今回の「広報」が最終章です。リピーターの受講者が多く、どんな講座になるのか、ワクワクしながらのスタートです。
今回も丸く円になってスタート。「広報力があったら、どうなっていたいか?」ということを隣の人とまず話し合い、それを今度は一人一人が名前と共に発表しました。
「牛乳を利用していない人に飲ませたい」「みんなが安心して暮らせる社会に」「老後が安心して暮らせる近所つきあい」「PTAの企画に若いかたを参加させたい」「参加したり、読んでもらえるようなチラシ作り」・・・等々いろいろな思いを聞くことができました。
そこで、青木さんより、「広報と広告の違いは?」との質問がでました。すぐに受講者から「広報は思いや考え方があるという感じ」「広告は相手のリアクションを期待している感じ」との意見が出ました。広報は「LOVE ME」、広告は「BUY ME」と言われるそうで、広報は「好きや信頼できる、また共感できる」もので、広告とは「相手に買ってほしい、来て欲しい」ということが伝わる、ということです。青木さんの言う「広報」とはこの2つが重なったものを指します。なので、「広報は、Love Letterのように書いてください」とおっしゃいました。「昔を思い出して」と。広報で「伝えたい!」と思うならば、相手の事を考えて、想って書くことが一番大切です。

その後、成功した(人がたくさん集まった)企画と、失敗した(集まらなかった)企画について、意見を出し合いました。まず、成功した理由は、というと「人からのお誘い」「楽しそう」「お得感がある」「興味、関心がある」「身近で、自分に関係がある」等々。失敗した理由は「気付かない」「関心ない」「参加料が高い」「1人で行けない」「どんな人が講師かわからない」等々。こうして、挙げてみると、納得する部分が多いですよね。
青木さんからこんな面白い話が聞けました。「生協のイメージ」ということで、一般の人にアンケートをとり、その中で加入しない理由を聞いたところ、「怒られそう」がダントツの1位だったそうです・・・。1度悪いイメージを持つと、その人は10年間、その悪いイメージのままになってしまいます。・・・気をつけましょう。

楽しい昼食時間のあと、午後は、青木さんが全国から集めたチラシを、頭をそろえて一列に並べたところから始まりました。いいと思ったチラシは1㎝あげる、悪いと思ったチラシは1㎝下げる、みんなでチラシの品評会を行いました。

多くの参加者の指示を得たのはコチラ。

次に、実践編です。1枚の某ブロックのチラシを、例にとってあげ、改善点を出し合い、自分達で作成してみました。どのチームもとても読みやすく、これほど短時間で、こんなに素敵なチラシになるんだ〜、と思うものばかりでした。その時も、一番大切なのは、このチラシを「誰に届けたいか」。「読んで欲しい相手を常に頭において、広報を作成してください」と青木さんはおっしゃいました。その他に、チラシを作成する上でのポイントを、ここでお教えしちゃいます。

1、「ウリ」を考える。⇒「ウリ」のない企画は、成功しない。
2、感嘆詞を入れる
3、リズム感を持たせる
4、イラストは大きく
5、読みやすい行間
6、1/4以上から半分は余白にする

みなさんの広報力が、少しでもあがることを願って・・・。青木シリーズは、今回の広報力養成講座で、終了いたします。青木さん、本当にありがとうございました。今回の講座で青木ファンが増えたことでしょう。 埼玉事務局Y