今、求められる食育とは

本日の講座は、「今、求められる食育とは」。講師はほねぶとネット主宰、食育コーディネーターの大村直己さんです。昨年度は、くらびすと養成講座受講者限定の講座で、とても評判が良かったので、今年は、全体に呼掛けようと、定員100名としました。ところが・・・
1週間前になっても、20名を下回る申込み。あわてて、実行委員、事務局ともども、手紙を出したり、電話掛けを行なったりしました。

そして、前日の講座準備。大村さんより、「当日、パワーポイントを使用するので、セットをお願いします」との連絡がありました。パワーポイント・・・、使ったことがない・・・。たしか、パソコンとプロジェクターをつなげて、スクリーンに投影するんだよな〜、と思いながら、プロジェクターとパソコンの接続を取扱い説明書を見ながらやり始めました。

電源は入りました。その後、あれ、パソコンの画像がスクリーンに映らない!!取扱い説明書を見ても、???。本部事務局のKさんにヘルプを求めました。Kさんが、ちょちょっといじったら、すぐに投影。あ〜、良かった、と思ったのもつかの間。なんだか、映像が紫がかっているのです(泣)。カスタマーセンターに問合せたところ、接触不良の可能性が高いとのこと。でも明日には使えるようにしないと・・・との思いで、四苦八苦しましたが、結局NG。昨年の大人の学校事務局Sにも電話で問いあわせをしたところ、「それは、接触不良なんだよね〜」とあっさり言われてしまいました・・・。

今日はあきらめて、明日接続してみよう、という事になったのは、午後2時からとりかかり、5時間たった7時。あたりは暗くなっていました。本当に接触不良ならば・・と帰りがけに電気屋によりケーブルを購入。当日、その新しいケーブルで接続してみたところ、あれ?きれいに映ってる〜!!!良かった〜!! ということで、本日無事に講座を開くことができました。

まずは戦後の食の流れからご講義いただきました。以前は「飽食の時代」といわれてきたのに、今は「崩食の時代」。現在の社会を考えると、本当にこんな言葉がぴったりくるのはなんだか寂しいですね。社会が消費社会になったと同時に子どもたちが外で遊ばない、生活時間の夜型化、食生活のみだれが顕著になっています。食育、といっても“食”だけでなく、社会全体をとらえていかないといけないんですね。子どもは、しっかり遊んで、ペコペコでご飯を食べる。「いただきます」「ご馳走さま」の心を大切に、早寝、早起き、朝食べる。ご飯と一汁二菜の日本食の文化を家庭でも実践していきましょう。

参加者アンケートより
・子どもはいないのですが、自分がこれから家庭を作っていく上で大変参考になるし、自分のライフスタイルにも活かしたい。
・ご飯中心の食事が一番よいと、自分でも実践しているので自信をもってやっていこうと思いました。今日のお話を家族に伝えたいと思います。
・大村先生のファンになりました。内容が豊富でしたし、話し方が素敵でわかりやすかったです。
・本当にありがとうございました。仕事に役立ち、力が湧いてきました。

 埼玉事務局Y