くらびすと養成講座 第五回 「調理実習」

今回、調理実習の講師をしていただいたのは、倉持光江先生。3分クッキングにも御出演され、現在は、ミツエ・クッキング・ガーデンを主宰されています。

調理実習会場は、与野本町コミュニティセンター。埼京線与野本町駅から、徒歩5分ほどにあります。

さぁ、いよいよ調理実習の始まりです!

以前は、生活クラブの支部や地区でも料理講習会をよくやりましたが、最近では試食会にとってかわり、めったにお目にかかりません。でも、今回の講座では、調理実習はこんなに楽しいものなんだ!ということを改めて実感しました。
はじめに、先生から、食べることは生きていくために最も大切だということと、行事食についてのお話がありました。続いて全てのメニューのデモ調理を行いました。
 行事食には、やっぱり「お団子」。ということで、電子レンジを使って簡単にできるお団子の生地作りと、応用として柏餅、くるみ餅、草餅、みたらし団子を教えていただきました。こんなに簡単にできるなら、思い立ったらすぐ作れそうです。(ただし、白玉粉とこめっ粉は買っておかないとね。)

お団子の他に、じゃこ入り大豆ご飯、汁そばがき、のっぺい煮という旬の根菜類を多く使った献立てでした。旬のおいしさを満喫し、お腹も満足。
 今回は、調理を教えるプロの方のお仕事ぶりを見せていただき、とても勉強になりました。家庭でも役に立つ工夫を織り交ぜて親しみやすく、実習時の目配りやアドバイスの仕方など、とてもこまやかでした。たとえ料理が苦手でも、こんな講座を体験すると料理が好きになりそうです。

調理の基本のご飯の炊き方(浸水の仕方)や計量スプーンの正しい量り方(液体と粉の違い、1/2や1/3の量り方)、電子レンジの特性や使い方などのアドバイスもありました。
調理は心をこめ、楽しんでやるもの、献立のバラエティは、食材、調理法、味付けを変え、組み合わせを変えることで幅が広がること、お米を洗ってから炊きあがるまでの30分でおかずをつくりましょう、無理をしない、でも手抜きをしないで工夫しましょうというお話が心に残りました。 
 (Y運営委員)