「不幸な動物を減らしたい」と言うタイトルで寺子屋サロンでの話(フリートーク)が有りました。
私たちは可愛いからや癒されるからと言う様々な理由で小動物を飼い始めます。
小動物の60%がペットショップで購入するのが現在の飼い方になっています。
勿論、家族同様に、中には専用の衣類や家を用意して食事や散歩にと毎日家族として過ごす動物たちもいます。
今回、ペットとして飼われた小動物の現状を話していただいたのは、団塊世代ジュニアの島田さんです。
島田さんはマルコ・ブルーノさんが主宰の動物愛護支援の会の会員でもあり、自身でも動物を飼っていらっしゃいます。
生まれた動物は40日間は親から離さない。この40日間に社会生活を親から学び、
それぞれの社会に巣立っていくのが本来の小動物のあり方だと島田さんは話されました。
この話を聞いてペットショップのウインドウを思い出しました。
小さなワンちゃんが可愛いしぐさでガラスの中から私たち人間を見ている様はとても可愛く思わず欲しくなります。しかしワンちゃんとしての40日は当然過ぎていないのです。
鳴かない犬や吠えすぎて声帯を手術する犬、室内で飼われてしまう犬(本来は外で運動したり仲間と触れ合う)など本来の動物としての生活が守られない現状が有るようです。
そうして、なぜかこれらの動物たちは年間数万と言う殺処分を受ける現状が有るそうです。
私たち飼う側の責任はとても大きいことを知りました。
又、外国の小動物に関する現状を聞いてさらに驚いたのは、これら、特に犬に税金をかけて飼い主が責任を持つ現状を聞かされました。税金がかかると言う事は住民票の様にきちんと地域で、家庭で管理されていると言う事です。
勿論!大切に育てていらっしゃる方は沢山いらっしゃいますが、一方で悲しい現実が有ることは、これから動物を飼おうとしている方たちには大切な時間になったと思います。
島田さん手作りの説明文で動物たちの現状を話してくれました。
スタッフ:FF