10月30日、31日の2日間、国立オリンピック記念青少年センターにて2010全国研修会を「チャイルドラインの社会的信頼の確立をめざして〜組織運営の強化と受け手継続研修の充実〜」をテーマに実施しました。
開会セレモニーでの清川輝基代表理事、山本多賀子副代表理事の挨拶の後、喜多明人副代表理事より「チャイルドラインのこれまでとこれから〜子どもの権利条約を地域に生かす〜」と題して、基調講演がありました。
日本のチャイルドラインの成り立ち・現実の課題から、さまざまな可能性を織り込みながらのこれからの活動にわたるお話で、NEXT10について、一歩深まった内容となりました。
1日目の後半から2日目にかけては、運営担当者と研修担当者に分かれて研修を行い、運営担当者の研修では、喜多副代表からのお話を受けてさらに内容を深めるグループディスカッションの時間を持ち、2日目は村上敏也氏をお招きし、「社会資源を引き出すマネージメント〜元気がでるファンドレイジング〜」と題し、講演をいただいた後、グループワークを行いながら、実際に自分の地域で生かすことができる資金づくりのシュミレーションを行いました。
研修担当者の研修では1日目には山本副代表理事がファシリテーターとして、「出会いを深めるワーク」を行いました。継続研修の際、さまざまな人たちが一緒に参加できるエクササイズとして、グループごとに協力して、ひとつの絵を作り上げるワークショップを行いました。
 2日目はチャイルドラインあいちの濱本孝子さん、チャイルドラインみやざきの熊谷良子さんに講師を務めていただき、電話のスキルアップのための研修を行っていただきました。
 また1日目夜の懇親会は、テーブル毎に王国をつくり、テーマを設けて話し合いをする、ワークを入れた内容で行いました。初めて会った人たちとも話すことができ、交流を深めることができたといった声を数多くいただきました。斉藤望さん、橋原麻美さん、榎理事といった若い世代の方々が中心となって進めてくださいました。
台風が日本列島縦断している中、2日間でのべ約200名の方々にご参加いただき、チャイルドラインの現状とこれからについて、考え、語り、学びあうことができました。
 ご協力、ご参加いただきましたみなさま、大変ありがとうございました。

○参加人数
<30日> <交流会> <31日>
・団体:94名 80名参加 ・団体:94名
・役員:11名 ・役員:8名
・専門委員:1名 ・スタッフ:6名
・スタッフ:7名

【財団法人JKA補助事業】