昨年9月、兵庫県外国人学校協議会の生まれた神戸にて、全国ではじめて外国人学校・民族学校があつまるフォーラムを行い、このフォーラムを契機に、静岡県にて全国で二番目の外国人学校協議会が誕生しました。今年はオールドカマーもニューカマーも多く住み、多様な外国人学校が存在する愛知で開催します。
外国人学校・民族学校は学校教育法上、正規の学校となることができないため、助成金、寄付金、学校保健などさまざまな面で制度的な差別をうけています。
子どもたちが、日本においては国籍・民族のちがいによって差別され、教育をうける権利を保障されておらず、また、子どもたちのルーツにかかわる言語・文化を学ぶことができない状況にあるのは恥ずべきことです。
外国籍・民族的マイノリティの子どもたちの教育を受ける権利を保障し、外国人学校・民族学校への差別をなくし、制度的保障の実現への一歩として今年もフォーラムを開催しますので、ぜひ、ご参加ください。
日時・2006年11月12日(日)午前10時〜午後6時30分
場所・名古屋国際センター別棟ホール(名古屋駅から徒歩7分)
参加費・1500円
http://www.nic-nagoya.or.jp/access05.htm
プログラム
第1部 基調報告、全国の活動報告
特別プログラム 外国人学校・民族学校の子どもたちの歌や踊り
第2部 東海地方の外国人学校・民族学校の紹介
第3部 パネル・ディスカッション「外国人学校・民族学校をとりまく現状と課題」
予定パネラー 田中宏さん(龍谷大学教員)、パウロ・ガルヴォンさん(エス
コーラサンパウロ校)、文光喜さん(愛知朝鮮学園)
司会 丹羽雅雄さん(弁護士)
主催 多民族共生教育・愛知フォーラム
共催 外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク準備会