第10回県外連実践交流会
「在日の想いに語る会」を語ろう
−川崎・桜本 学校と地域・保護者を結ぶ取り組み−
東京と横浜の間に南北に横たわる川崎市。その最南端の川崎区は、古くから工
場の街として発達してきました。働き手が不足するとどこからか労働者がやって
来ては、そのまま川崎に住み着くのが当たり前のようになりました。日本のみな
らずアジア諸国・南米など世界各地から多様な人々が集まり、子どもを産み育て
るこの地にはいま、「多文化共生社会」形成の兆しと希望が見られるのです。
川崎区桜本地区では、川崎市ふれあい館や青丘社を中心に、小学校2校と中学
校、高校、保護者、地域住民が年に2回「在日の想いに語る会」と題して、立場
を越えてともに学ぶための場を設けています。保護者の声を学校に届けたい、学
校が地域を理解したいという願いから始まったこの取り組みは、ふと気づけばも
う十数年も続けられています。これによってどれほど、相互の理解が進んだこと
でしょう!
今回の県外連実践交流会は、この優れた活動と成果をみなさんに紹介します。
是非ご参加ください!
◆日時:2月16日(土)13:30−16:00
◆場所:川崎市労連会館(川崎市川崎区東田町5-1)
JR・京急川崎駅から約400m。
JRまたは京急川崎駅から市役所通りをすすみ、ホテルサンルートと
野村証券の間を右折。ろうきん脇。
◆講師:朴栄子さん(川崎市ふれあい館職員) 他
※参加費無料
◇朴栄子(ぱくよんじゃ)さん
在日二世。22歳から25歳までは二つの名前を、25歳からは民族名
(本名)を名乗る。川崎市ふれあい館(社会福祉法人青丘社運営)勤務。
◇川崎市ふれあい館
川崎市が1988年に設置した、公設民営施設。日本人と在日外国人が
たがいにふれあい、それぞれの歴史、文化等を理解し、人権尊重の精神に
基づいた共生社会を地域に創造することを目的として活動している。
◆主 催:神奈川県在日外国人(多民族・多文化共生)教育連絡協議会
http://home.att.ne.jp/apple/kana_gairen/index.html
◆連絡先:神奈川県高等学校教職員組合内
TEL 045-231-2479 FAX 045-231-2536
mail ernesto@iea.att.ne.jp(県外連事務局・島本篤エルネスト)