「多文化かながわスタディーツアー」
横浜の下町に暮らす外国籍住民の生活をたどる
主催者ホームページ

横浜の下町には多くの在日外国人が生活しています。
しかし、都市での生活の中においては、人と人との関係は希薄化し、隣近所に住んでいる人との交流のきっかけは少ないです。そうした背景のもとに、通りで外国人の姿は見かけても彼ら・彼女たちとの接点も少ないです。
今回のツアーでは、横浜の下町を散策し、地域の歴史、実情を学びながら、在日外国人の生活の様子をたどります。

■日 時:2009年12月19日(土)9:30〜16:00
■集 合:9:30に石川町駅中華街口
事前学習 10:00〜13:00
10:00〜11:00
テーマ:「都市の下町に暮らす外国人」
講 師:山本薫子さん(首都大学東京准教授)
11:00〜11:30
テーマ:「信愛塾で関わった地域住民である外国につながる子どもたち」
講 師:斎藤 聖さん(NPO法人 在日外国人教育生活相談センター・信愛塾スタッフ)
11:30〜13:00
寿周辺に住むフィリピン人との交流会、昼食

フィールドワーク 13:00〜16:00
13:00〜14:00
訪問地:寿町周辺と信愛塾
ガイド:斎藤 聖さん
14:00〜16:00
訪問地:若葉町周辺とJ’s ストア(タイ料理店)
ガイド:斎藤 聖さん
アロム・ホムスワンさん(J’s ストア経営)

■対象:高校生以上
■定員:先着20名
■参加費:1,000円(昼食代、フィールドワーク交通費として)
■申込み:
次の4項目を明記の上、来館(あーすぷらざ1F受付)、TEL、FAX、E-mailのいずれかでお申込みください。
①氏名 ②所属(あれば) ③連絡先(電話番号・メールアドレス) ④参加の動機
■問合せ:
神奈川国際交流財団 学習サービス課(担当:いしだ)
TEL:045-896-2121※祝日除く月曜休み
FAX:045-896-2299
E-mail:gakushu@k-i-a.or.jp(件名は「多文化かながわスタディーツアー」でお願いします。)@マークは小文字に変換してください。

■訪問地:
○寿町
寿地区は、行政の区画でいえば、横浜市中区の寿町・扇町・松影町からなり、近くには、中華街や横浜球場、横浜庁舎がある。日本3大寄せ場(ドヤ街)のひとつ。
約100軒の簡易宿泊施設(ドヤ)が建ち並び、日雇い労働者を中心に約6,500人が生活。かつては、住民の10%以上が外国籍住民であったが、現在、その比率は低下している。
○信愛塾
1978年に在日コリアンの子ども達のアイデンティティーと学力保障を促進することを主な目的とし、設立。
その後、ニューカマー外国籍住民の増加に伴い、現在は、在日外国籍住民の子どもの学習支援および居場所として様々な活動を行う。
○若葉町
戦後は、米軍の接収地であった。現在、多くの外国籍住民が生活し、エスニック食材店やレストランが集中している地域でもある。